群馬・片品村職員 7人でゴルフと会食後に3人新型コロナ陽性 村民から疑問の声
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 群馬県片品村の職員7人が1日に県内でゴルフをした後に会食し、その後3人が新型コロナウイルスの陽性と判定されたことが13日、村などへの取材で分かった。村は全職員に対し、4人以上の会食や不要不急の外出を控えるよう指示していた。週明けにも、当該の職員らを厳重注意する。全県的に感染拡大が深刻化する時期だっただけに、村民からは疑問の声が上がっている。

 村などによると、7人は1日に県内のゴルフ場でプレーした後、村内の飲食店で会食した。その後、2日に1人の陽性が判明。5日にはさらに2人が陽性となった。参加者には幹部職員もいたという。

 村はその後、この職員らが勤務していた部署や共有スペースなど役場内を複数回にわたって消毒した。業務に支障は出ていないという。大型連休後の6日、概要を説明する通知を全戸に配布した。

 3人は現在、療養中。17日以降に出勤できる見込みで、村は3人とその上司を指導する方針。

 新型コロナを巡っては、4月25日に3度目の緊急事態宣言が東京や大阪など4都府県で発令され、今月4日には県が全35市町村に対し独自の警戒度を最も深刻な4に引き上げた。

 村内の女性は「本来、住民に自粛を呼び掛ける立場でありながら言語道断」と憤り、別の男性も「誰もが我慢しているのに、危機感とモラルが低すぎる」と語気を強める。

 梅沢志洋村長は「安易な行動だった。気の緩みがあったかもしれない。私を含めて職員の意識を高め、村民の信頼を取り戻したい」としている。
(堀口純)

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