子どもの声で詐欺防げ スーパー150店で音声メッセージ放送 群馬県警
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子どもの声で特殊詐欺の注意を呼び掛けるCD

 買い物客に防犯意識を高めてもらおうと、群馬県警は14日、県内のスーパーマーケットなど計149店で、子どもの声で特殊詐欺などへの注意を呼び掛ける音声メッセージを流す取り組みを始める。県内は今年に入り特殊詐欺被害が大幅に増加しており、耳に残りやすい子どもの声で詐欺の手口や対策を紹介し、被害防止につなげる狙いだ。放送は当面の間続ける。

 県警生活安全企画課によると、啓発用のメッセージは各約20秒。幼児や小学生の声で、「『キャッシュカードが古いから交換する』って言われても、信じちゃ駄目!」「詐欺に気を付けてね」などのメッセージがそれぞれ読み上げられる。

 県内で今年1~4月に発生した特殊詐欺被害は前年同期比10件(13.5%)増の84件、被害額は約2990万円(29.1%)増の約1億3250万円となっている。手口としては、金融機関の職員などを装った犯人が高齢者宅を訪れてキャッシュカードを別のカードとすり替えて盗む「キャッシュカード詐欺盗」が増えているという。

 県内のベイシアやフレッセイ、とりせん、Aコープの各店で啓発メッセージが入ったCDを放送する。この取り組みに賛同する企業には、県警がCDを交付するという。
 同課は「メッセージを聞いて、少しでも不安な点があれば警察や家族に相談してほしい」としている。
(高木大喜)

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