豪女子ソフト代表が群馬・太田でキャンプ 五輪延期後初の外国選手団 1日に入国
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 東京五輪に出場予定の豪州女子ソフトボール代表選手団が6月1日に入国し、群馬県太田市で事前キャンプを開始する方向で最終調整していることが25日、分かった。内閣官房によると、新型コロナウイルス感染拡大の影響による大会延期決定後、外国選手団の初めての入国となる見通し。

 市文化スポーツ総務課によると、受け入れ期間は7月17日までの47日間で、人数は選手、スタッフの計33人。市運動公園野球場を練習場とし、実業団チームとの練習試合なども予定している。同課は「豪州選手団から強い要望があり、受け入れを決めた」と説明する。

 豪州選手団は全員、ワクチンを接種してから入国し、キャンプ期間中は毎日、PCR検査を受ける。市民との接触を極力避けるため、移動は宿泊先の施設と練習場の往復に限定する。宿泊施設も一部フロアを貸し切るなどして一般客との動線を分離する。

 万が一、豪州選手団で陽性者が出た場合は、県民と同様に保健所の指示の下、入院や宿泊療養する。

 練習試合では、対戦相手の実業団チームも試合前にPCR検査を受け、試合前後2週間の健康観察を求める。一般の観戦はスタンドからのみ可能とする方向。選手と市民の直接的な交流は難しいが、オンラインでの交流などが検討されている。

 同課は「長期間の受け入れとなる。選手がベストコンディションで大会に臨めるように、万全の態勢で迎えたい」としている。

 東京五輪・パラリンピックの事前合宿を巡り県内では、高崎市や沼田市が予定通り受け入れる方向で調整を進める一方で、前橋市が予定していた一部の国に合宿の中止を申し入れるなど、各自治体が難しい判断を迫られている。(中村穂高)

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