五輪・パラのホストタウン事業 合宿や交流が次々中止に 高崎・ポーランド、富岡・仏など2国
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 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、群馬県内の自治体で27日、東京五輪・パラリンピックのホストタウン事業の中止に関する発表が相次いだ。高崎市は、市内で行われる予定だったポーランド柔道チームの事前合宿を中止に。富岡市は、フランスとミクロネシア連邦の代表選手との大会後の交流を中止するとそれぞれ発表した。また、前橋市で事前合宿中止の申し入れが届いていた4カ国5競技のうち、3カ国3競技の中止が確定したことが分かった。

 高崎市によると、ポーランド柔道連盟から合宿を断念すると連絡があったという。選手・スタッフ約10人を7月中旬から下旬にかけて受け入れ、市武道館で練習してもらう予定だった。

 同市は「事前合宿が中止になったのは残念だが、ホストタウンとして引き続き代表選手を応援していきたい」としている。

 一方、富岡市は大会後にフランス、ミクロネシア連邦両国の出場選手を市に招き、講演会やスポーツ教室などを通じて市民との交流を深める予定だった。

 交流事業の実施に向けて調整してきたが、両国の関係機関と協議した結果、選手や市民の安全を第一に考え、中止を判断した。榎本義法市長は「ホストタウン交流は中止となるが、両国との友好、交流は継続していく」とコメントした。

 前橋市ではハンガリーのレスリング、スリランカの重量挙げ、ベラルーシのトランポリンについて正式なキャンセル通知が届いた。ハンガリーの柔道と、コロンビアのパラ陸上に関しては電話やオンライン会議で中止の方向で進んでいる。

 他の市町村では、みどり市が香港ボッチャチームに事前合宿の受け入れは難しいとの見解を通達し、開催可否を協議している。(まとめ 吉野友淳)

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