気分は真田忍者 手裏剣、チャンバラ…デジタル活用 東吾妻で岩櫃ミュージアム開館
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子どもも楽しめるVRチャンバラ

 戦国大名、真田氏の拠点となった岩櫃(いわびつ)城跡にちなんだ忍者道具の展示と体験の「岩櫃真田忍者ミュージアム(にんぱく)」が30日、群馬県東吾妻町原町のJR群馬原町駅南側でグランドオープンした。子ども向けの遊び場「にんため」も開業し、忍者関連のゲームなど親子で真田忍者を身近に感じながら楽しめる施設となった。

 合同会社「岩櫃城忍びの乱」(斎藤貴史代表)が運営。1月にプレオープンしていた。先行開館していた展示コーナーでは、前橋市の個人収集家、山岸賢司さん(故人)が集めた「真田忍者」に関連する忍者道具を含む手裏剣など計約300点を陳列し、プロジェクションマッピングなどデジタル技術を使った演出を加えた。

 この日に開業したうち、忍者を体験できるコーナーとしては、真田幸村とVR(仮想現実)で戦うチャンバラ(1回500円、8歳以上)が人気を集めた。参加したみどり市の町井優月さん(12)、弟の健真君(9)は「迫力があった。なかなかできない体験」と喜んでいた。

 折り紙手裏剣を使ったコンピューターグラフィックス(CG)映像によるゲーム、鉄製の手裏剣を立て掛けた畳に投げる体験もある。斎藤代表は「ワークショップなどお楽しみイベントも今後開催し、大人も子どもも楽しめる場所にしたい」と話す。

 ミュージアム顧問で忍者研究の第一人者、三重大の山田雄司教授は「岩櫃城周辺で活躍していた忍者の資料が豊富にある地域に施設ができ、新たな情報が寄せられて研究が進むことも期待できる」と話す。

 入館料1人550円(小中学生はVRチャンバラ体験付き)。午前10時~午後4時。祝日を除いて水曜休館。(関坂典生)

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