前橋の小2・横山さん 人生初のヘアカット 「困っている人の役に」 医療用ウィッグ協力
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「人の役に立てたらうれしい」と寄付する髪の毛を手に語る未葉さん
膝まで伸ばした髪は丁寧にカットされた

 小児がんなどで髪を失った子どもに医療用ウィッグを贈る「ヘアドネーション」活動に協力するため、共愛学園小2年、横山未葉(みよう)さん(7)=前橋市山王町=が、大切に伸ばして膝まであった髪を生まれて初めて切った。未葉さんは「困っている人の役に立てたらうれしい」と話している。

 生まれてから2歳ごろまで、髪がなかなか生えず、周りの子より量が少なかったことから、母の真樹子さん(40)が未葉さんの髪を切らずに伸ばしていた。その後も、未葉さんが長い髪を気に入っていたことなどから伸ばし続けた。

 2年ほど前、親族を見舞うため病院を訪れた際、院内の美容院の看板でヘアドネーションを知った真樹子さんは、「いつか髪を切るときは寄付しよう」と未葉さんに提案。髪が十分に伸びてきたことや、ヘアドネーションを経験したことのある担任の先生にも背中を押されて、未葉さんが髪を切ることを決意した。

 「切る瞬間、ドキドキした」と未葉さん。23日に自宅近くの美容室で、長さ約90センチで膝の丈まであった髪を、40センチ以上カットした。

 この翌日、未葉さんは、クラス全員の前で、髪を切って寄付したことや、ヘアドネーションについて話したという。

 真樹子さんは「今回のヘアドネーションを通して、困っている人のために行動する気持ちが芽生えてほしい」と話した。未葉さんは「もう一度伸ばして、また寄付したい」と笑顔で話し、2回目のヘアドネーションを楽しみにしている。(栗原綾菜)

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