《新型コロナ》インド変異株7人から検出 群馬県内の10、20代男性 「市中感染の恐れ」
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 新型コロナウイルス感染症で、群馬県は1日、感染力の強いとされるインド変異株の可能性がある「L452R変異株」が県内の10、20代の男性7人から新たに検出されたと発表した。中には、これまでにL452R変異株が検出された陽性者との接点が確認できない人もおり、県は市中感染が起きている恐れがあるとみている。

 県によると、7人は5月中旬以降に公表された陽性者で、スクリーニング検査により、L452R変異株が検出された。7人とも最近の海外渡航歴はなく、不特定多数との接触も確認されていない。

L452R変異株を巡っては5月下旬、流行国を訪れた女性から県内で初めて検出された。感染力は従来株よりも強いとされるN501Y変異株(英国株)をさらに上回るとの指摘があり、県は急速に広まらないか警戒を強めている。L452R変異株の検出は計8人となった。

N501Y変異株については、新たに10歳未満~80代の男女28人から検出され、計612人となった。

 一方、県と前橋、高崎両市が1日に発表した新規陽性者は20~90代の男女17人。入院していた県内在住の80代女性が死亡した。5月27日に陽性と発表したうちの1人については、医師が届け出を取り下げた。県内での感染確認は、再陽性も含め累計7838人(うち139人死亡)となった。

 既に確認されているクラスター(感染者集団)では、前橋市の有料老人ホームやショートステイなどのサービスを提供する施設関連で、新たに利用者と職員の4人の陽性が明らかとなり、陽性判明は計16人となった。

 県営の東毛ワクチン接種センター(太田市)は1日、本格運用に切り替わった。7日までの各日、1日当たりの上限となる500人程度の予約が入っているという。県は8日から接種人数を千人程度に引き上げる方針。(山田祐二)

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