9月末まで運営 県央の県営接種センター 64歳以下に対応、介護や保育、警察など優先
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 新型コロナウイルスワクチンの大規模接種を巡り、群馬県は3日、2カ所目の県営接種センターを6月下旬にGメッセ群馬(高崎市)に開設し、9月末まで運営すると発表した。64歳以下に開設当初から対応する予定。社会生活の維持に不可欠な職種の人を優先する。最大で1日1万人を目指し、短期集中的に接種を進める。

 同市に開設するが、接種を受ける人の居住地は制限しない。予約は無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用した県のシステムで受け付ける。このシステムを導入していない市町村からの予約については今後協議する。

 優先する職種は、介護や保育、教育、警察などを想定している。開設時の6月下旬時点は多くの人に接種券が届いていない状況とみられるが、職種ごとに関係団体が名簿を管理するなどして接種を受けられるように調整する。

 運営に携わる医療従事者は東毛接種センター(太田市)より多く、最大で医師12人、看護師ら72人、薬剤師12人が必要となるという。県は関係団体と従事者の確保に向けた協議を進める。

 一方、13日に期限を迎える本県へのまん延防止等重点措置について、山本一太知事は3日の記者会見で「(重点措置の)効果が出ているが、油断できない状況が続いている」などと述べ、政府に対して延長を要請するかどうか慎重に判断するとした。(山田祐二)

◎県内新たに18人が陽性

 新型コロナウイルス感染症で、県と前橋、高崎両市は3日、新たに10歳未満~70代の男女18人の陽性が判明したと発表した。県内での感染確認は、再陽性も含め累計7879人(うち139人死亡)となった。

 既に確認されているクラスター(感染者集団)では、前橋市の保育施設関連で、新たに園児1人の陽性が明らかとなり、陽性判明は計9人となった。

 従来株より感染力が強いなどとされるN501Y変異株については、50代男性と高齢男性2人の計3人から新たに検出されたと公表。県内での検出は計621人となった。

 一方、県は入院中の重症者について、2日時点の18人のうち7人が比較的若い世代となる20~50代だと明らかにした。変異株の影響もあるとみられ、県は感染予防の徹底を呼び掛けている。

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