「再エネ転換を」 G7へ尾瀬から訴え
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
片品村役場に向かって気候変動の問題を訴えるメッセージを掲げる参加者ら

 尾瀬国立公園の麓から気候変動の対策などを呼び掛ける「G7直前!全国スタンディングアクション in 片品村」が10日、同村役場に隣接する道の駅「尾瀬かたしな」で開かれた。参加者約40人が段ボールなどに書いたメッセージを掲げ、エネルギー政策の転換の必要性をアピールした。

 G7(主要7カ国首脳会議)が11日から英国で開かれるのを前に、全国約120カ所で同日に行うイベントの一環。群馬県内では唯一の開催で、NPO法人「プロテクトアワーウィンター」(長野県)の瀬山寿弥さんが主催した。

 瀬山さんはプロスノーボーダーの経歴を持ち、片品エリアでガイドも行う。「30年スノーボードをしてきて雪の量が減っていくのを感じ、気候変動を体感してきた」と説明。「日本各地から皆が発信することで国民の声が少しでも伝わるのではないか」と話した。

 親子連れも多く参加し、幅広い年代の人が「雪のない片品はいやだ」「尾瀬を守る!雪を守る!再エネ100%へ」などのメッセージを掲げた。

 親子で参加した片品村在住の沼野理絵さん(46)は「20年ほど住んでいるが、夏の暑さや雪の減少など、自然の変化を感じている。自分たちができることは限られているけれど、国が政策を変えるきっかけになれば」と話した。

 かたしな高原スキー場代表の沢生道さん(38)は「雪の減少を肌で感じている。(全国で)同じ時に行動を起こしていくのは、とても良いと思う」とした。(多々納萌)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連キーワード
関連記事