FX巡る出資法違反 3被告に有罪判決 前橋地裁
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 外国為替証拠金取引(FX)への投資目的で多額の出資金が集められた事件で、出資法違反(預かり金の禁止)の罪に問われた長野県千曲市、投資家の男(44)、同県上田市、無職の男(46)、長野市、無職の男(62)の3被告の判決公判が17日、前橋地裁であった。水上周裁判長は「犯行は常習的で社会の信用制度や経済秩序が大きく害された」などとして44歳、46歳の被告に懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)、62歳の被告に懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡した。

 判決理由で水上裁判長は、長野市の資産運用会社の実質的経営者で、預かり金をFXで運用していた44歳の被告を「犯行の中心的人物」とし、「預かり金が法律に抵触する恐れを捜査機関に指摘されながら、安易に犯行に及んだことは強い非難に値する」と述べた。資産運用会社の代表取締役だった46歳の被告には「言葉巧みに顧客を勧誘し、犯行の役割の重要性は44歳の被告と同等」とした。

 資産運用会社の取締役で経理業務を担っていた62歳の被告については「犯行の従属的立場と言えるが、借用書のひな型を作成するなどして相応の役割を果たしている」と述べた。

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