五輪で注目のスケートボード 競技として理解を 伊勢崎の愛好者がマナー向上へ協会立ち上げ
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県内外の愛好者が参加した清掃活動=伊勢崎市

 東京五輪の種目に追加されたことなどを背景に、群馬県内でもスケートボードの人気が高まっている。一方で練習できる環境は少なく、騒音やごみのポイ捨てでトラブルになるケースも。マナー向上とイメージアップを図ろうと、伊勢崎市の愛好者が6月、協会を立ち上げた。清掃活動などを通じて、スポーツとしてのスケートボードの理解促進に取り組んでいる。(金子雄飛)

 6月20日午前9時、同市三室西公園スケートボード場(通称・イセパ)に県内外から愛好者約60人が集まった。目的は清掃活動だ。1時間ほどかけてごみや落ち葉を集め、周辺道路の掃除に汗を流した。主催したのは同1日に設立された伊勢崎スケートボード協会。飯野達也会長(47)は「予想以上に多くの参加者が来てくれた」と胸をなで下ろした。

 東京五輪の種目に追加され、競技や手軽な趣味としてスケートボードブームに火が付いた。新型コロナウイルスの影響が続く中、屋外で1人でも楽しめる点も追い風になって愛好者が急増しているが、トラブルも増えたという。

◎各地で団体設立の動き

 スケートボードの練習環境整備やマナー啓発などのため、県内各地で近年、団体を設立する動きが相次いでいる。高崎市では昨年8月、高崎スケートボード協会が発足。地元のスケートボード場で安全な練習環境の整備に取り組んでいる。

 太田市では昨年4月に市ストリートスポーツ協会が設立された。清掃活動の他に、東武太田駅周辺での危険な滑走を防ぐため見回りを行っている。計画が延期となっているが、市がスケートボード場を新たに造成する予定もあり、小川智也会長(44)は「滑れる環境を増やすためにも、スケボーへの理解を広げるアクションを続けていきたい」と力を込める。

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