南スーダン選手団が選手村入り ポーランド女子はテニス練習公開
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支援してきたボランティアから声を掛けられるモリス選手(左)=18日正午ごろ、前橋市役所
練習を公開したシフィオンテク選手(中央右)。ファンがプレーを見守った=18日午後、高崎市の清水善造メモリアルテニスコート

◎南スーダン選手団が選手村入り 「頑張って」「楽しんで」 前橋で市民ら見送り

 東京五輪に向け、群馬県前橋市内で約1年8カ月間にわたって長期合宿をしていた南スーダンの陸上競技選手団は18日、同市を出発し、東京都内の選手村に入った。

 同日正午ごろ、同選手団を見送ろうと、市役所には山本龍市長をはじめ、市職員や通訳ボランティアら計30人ほどが集まった。

 山本市長は、これまで通訳やコーチとして支援に当たってきたボランティアらに感謝の言葉を述べ、「これからも南スーダンとの友好を続けていきたい」とあいさつ。その後、関係者が寄せ書きした応援旗を、通訳ボランティアらが選手団に手渡した。

 オミロク・ジョセフコーチ(60)は「みんなと一緒にいられて幸せだった。ありがとう」と述べた。

 集まったボランティアらは、選手らに手作りのキーホルダーや扇子などをプレゼントし、「頑張って」「楽しんできて」などと声を掛けて見送った。

 通訳ボランティアの松村文雄さん(72)=同市岩神町=は「彼らと過ごした1年8カ月は濃い日々だった。自己ベストを出してほしい」と話した。

 選手団の4選手のうち、男子1500メートルのグエム・アブラハム選手(22)と女子200メートルのモリス・ルシア選手(20)が特別枠で出場する。ジョセフコーチを含めた3人は8月8日の閉会式まで選手村で過ごし、翌9日に同市に戻ってくる予定。(栗原綾菜)

◎全仏女王、力強い球 ポーランド女子がテニス練習公開 高崎

 東京五輪に向けて群馬県高崎市で事前合宿中のポーランド女子テニス代表、イガ・シフィオンテク選手(20)が18日、同市の清水善造メモリアルテニスコートで初めて練習を一般公開した。市民ら約70人が集まり、昨年の全仏オープンで優勝した実力者の正確で力強いプレーに見入った。

 シフィオンテク選手はストローク、ボレー、スマッシュなどの練習を次々とこなした。サーブでは、的として置いたペットボトルに何度も命中させ、集まった市民から拍手が起こった。

 新型コロナウイルス感染症対策のため、コート周辺はシートなどで覆われている。見学者は2階相当の高さのデッキから練習を見守った。

 当日、市の会員制交流サイト(SNS)のみの告知だったが、中には即席で作った応援のプレートを掲げる人も。練習後、シフィオンテク選手は見学者に手を振り、記念撮影していた。

 東京五輪のテニス会場でボランティアをする予定だった同市の江原和加子さん(70)は、「無観客で行けなくなって残念だったが、トップ選手を見られて良かった」と喜んだ。近くに住む下山友希さん(34)は「動きがダイナミック。試合でも応援したい」と話した。選手自身のSNSを見て訪れた宇都宮市の樋口蒼乃さん(13)は「球のコントロールがすごい」と目を輝かせた。

 シフィオンテク選手は19日に高崎を出発し、選手村に向かう。(真尾敦)

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