シイタケ種駒が宇宙から帰還 森産業が桐生で検査
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クリーンベンチでの生存確認の検査

 宇宙に打ち上げられていた森産業(群馬県桐生市西久方町、森裕美社長)のシイタケの種駒が帰還し、21日、同社に届けられた。種駒は、シイタケが特産で東日本大震災被災地の岩手県洋野町が宇宙に送る「記念品」として同社が開発したもの。今後は2週間ほどかけて菌の生存確認を行い、無事であれば培養して同町に送り、地域活性化に役立ててもらう予定だ。

 種駒は6月4日、復興支援への感謝を国際宇宙ステーション(ISS)から発信する「東北復興宇宙ミッション2021」(一般財団法人ワンアース主催)の一環で、東北ゆかりの花や種などと共に米フロリダ州のジョン・F・ケネディ宇宙センターから打ち上げられた。約1カ月後にISSを離れ、今月10日にフロリダ沖に着水したという。

 打ち上げの重量制限に合わせ、通常の半分ほどのサイズで開発。21日は同社経営企画室長の森雄一郎さん(27)らが開封し、異常がないかを目視で確認した。
(村岡瑞基)

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