ソフトボール、水球男子 県民観戦、県勢を応援 東京五輪
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日本代表がサヨナラ勝ちを決めると会場では日の丸の小旗が振られた=25日、高崎市の高崎芸術劇場
志賀選手のシュートを食い入るように見つめる部員や関係者

◎劇的勝利に歓喜 ソフトボール高崎でPV 「銀以上」110人が祝う

 東京五輪のソフトボール1次リーグ日本対カナダ戦が行われた25日、群馬県高崎市は高崎芸術劇場でパブリックビューイング(PV)を開催した。試合は県勢の上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)の好投もあり、無得点のままタイブレークの延長戦に突入。八回裏に劇的なサヨナラ勝ちを収めた。観戦した市民ら約110人が大きな拍手で勝利をたたえ、日本代表の銀メダル以上確定を祝った。

 この日は上野投手が先発し、五回表に一死一、三塁とピンチはあったものの六回まで無失点と好投した。攻撃では市口侑果選手(同)や山本優選手(同)らが出塁。七回裏には一死満塁の好機に会場の熱気も高まったが、カナダの守備陣に打ち取られ無得点に終わり、ため息を漏らす来場者もいた。

 八回表は後藤希友投手(トヨタ自動車)が三振を積み上げ、会場からは「すごい」との声が上がった。裏には山本選手らの送りバントなどで満塁に。会場の緊張も最高潮に高まり、山田恵里選手(デンソー)の中前打が飛び出すと来場者は配られた国旗やうちわを大きく振って勝利に酔いしれた。(平山舜)

◎鋭いシュートに喝采 水球男子・志賀選手が初戦 母校・前橋商で後輩ら観戦

 水球男子代表の志賀光明選手(29)=登利平=が東京五輪初陣に臨んだ25日、志賀選手の母校、前橋商業高(群馬県)で後輩の水球部員や親族ら約50人が試合を観戦した。アメリカとの試合は一進一退の攻防で志賀選手も大活躍。惜しくも敗れたが、五輪の舞台で輝く雄姿を見届けた関係者は、次戦以降の勝利を願った。

 アメリカとは先月、ワールドリーグで対戦し、日本が7対15で敗れた。「シュートを多く決めて日本を勝利に導いて」と2年生の前田聖さん(16)。前田さんは志賀選手から指導を受けたこともあり、「近くに感じる選手。活躍してほしい」と期待した。

 試合はアメリカが先制したものの、志賀選手のシュートで逆転。会場は大きな拍手に包まれた。ともに1年生の大森泉澄さん(16)と茂木愛姫さん(15)は「志賀選手はスピーディーで力強い。泳ぎの速さで相手を負かして」とエール。同部の女性部員は5人で、あと2人入部するとチームが組めることから、先輩の活躍による機運の盛り上がりにも期待を寄せた。

 シーソーゲームの末、日本は13対15で惜敗。同部の顧問で兄の諭さん(36)は志賀選手の3得点を「練習を重ねないとできないシュート。気持ちが入っていた」とたたえた。日本が次戦以降、欧州の強豪と対戦するとし、日本の勝利を願った。同部監督の小滝剛司さん(43)も「彼の持ち味を発揮して、子どもの憧れ、期待に応えてくれた」とねぎらった。(北沢彩)

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