「感動ありがとう」ソフト代表金メダル “地元”高崎も祝賀ムード 市は選手ら12人に市民栄誉賞贈呈へ
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高崎市役所前に掲げられた懸垂幕を眺める市民

 東京五輪ソフトボールで日本代表が金メダルを獲得したのを受け、群馬県高崎市は28日、市内を拠点とするチーム所属の選手ら12人に市民栄誉賞を贈ることを決めた。宇津木麗華監督やエース上野由岐子投手、投打で活躍の藤田倭選手をはじめ、チームを支えた関係者らで、優勝に貢献した功績をたたえる。

 顕彰するのはビックカメラ高崎と太陽誘電に所属する選手8人と監督、コーチ、トレーナー、マネジャーの4人。表彰式の日程は未定。

 同賞は2008年北京五輪女子ソフトボールで日本代表が金メダルを獲得した際に創設され、市関係の選手ら7人に贈られた。受賞は18年平昌冬季五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得した佐藤綾乃選手(高崎健康福祉大出身)以来、3例目。上野投手は08年に続き2回目の受賞となる。

 同市は19年、宇津木監督と、元日本代表監督の宇津木妙子さんにちなんだソフトボール場「宇津木スタジアム」を完成させ、競技振興に力を入れてきた。

 同賞授与の方針に、市民からは喜びや称賛の声が聞かれた。家族が同スタジアム近くでカフェを営み、選手たちを目にしてきた市内の高木賢次郎さん(74)は「テレビで決勝を見て涙が出た。市民栄誉賞は素晴らしいこと。地道な努力の積み重ねをたたえたい」と話した。(真尾敦)

◎ソフト代表祝い懸垂幕 高崎市と県
 東京五輪ソフトボールで日本代表が金メダルを獲得したことを祝い、群馬県高崎市は28日、市役所前に懸垂幕を設置した。8月末まで掲げる予定。県も県庁・県民ホールに懸垂幕を設置し、8月24日まで掲げる予定。

 同市の懸垂幕は縦9メートル、横0.9メートル。金メダル獲得を祝うとともに、代表に上野由岐子投手ら選手を輩出したビックカメラ高崎、太陽誘電の両チーム名も入っている。

 市役所前で懸垂幕を眺めていた高崎高松中3年、和南城悠月(ゆづき)さん(15)は「日本、米国とも守備でファインプレーが多かった。これからも高崎の五輪選手に活躍してほしい」と期待した。弟で同1年の陽生(はるき)さん(12)は「米国も強く、両チームとも気持ちが入った試合だった。高崎から金メダルを取る選手が出てうれしい」と話した。

 市スポーツ課の宇津木金刀也課長は「選手の活躍を祝い、市民にも感動を実感してもらえれば」と話している。

 県の垂れ幕は縦10メートル、横1.8メートル。上野由岐子投手ら本県ゆかりの選手らが記されている。県スポーツ振興課の担当者は「選手らの栄誉をたたえ、県民と喜びを分かち合いたい」と話している。(まとめ 平山舜)

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