前橋官製談合 業者元代表に1年を求刑 検察側「利益のため犯行」 前橋地裁公判
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 群馬県前橋市発注工事を巡る官製談合事件で、市課長補佐だった男から予定価格の漏えいを受けて工事を不正に落札したとして、公契約関係競売入札妨害の罪に問われた建設会社の元代表取締役、被告の男(69)=同市今井町=の論告求刑公判が29日、前橋地裁(水上周裁判長)であった。検察側は「自社の利益確保のため犯行に及び、動機は身勝手で酌量の余地はない」などとして懲役1年を求刑。弁護側は「入札不調を防ぐためで、酌むべき事情がある」などと執行猶予付き判決を求め、結審した。

 論告などによると、男は2020年6月と同年7月にそれぞれ行われた汚水処理施設整備と道路改良工事の入札に関し、市課長補佐だった男から予定価格の漏えいを受け、近い価格で落札したとされる。判決は9月16日に言い渡される。

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