《新型コロナ》2日から全県で再び警戒度3に 新規陽性は103人、若年顕著
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 新型コロナウイルス感染症で、群馬県と前橋、高崎両市は29日、新たに10歳未満~70代の男女103人の陽性が判明したと発表した。1日当たりの発表人数としては5月12日と並び過去2番目の多さ。若年層を中心に感染が急拡大している。県は29日の対策本部会議で、県指針に基づく警戒度を8月2日から県全域で2から3に引き上げると決めた。飲食店に対する営業時間短縮などは要請しないが、今後の状況によってはさらに強い対策に踏み込む。

 警戒度3では、感染防止策が取られていない場所への外出や、高齢者らの不要不急の外出は自粛するよう求める。病院や高齢者施設には対面での面会の禁止を要請する。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の対象地域への外出は、極力控えるよう促す。

 感染の急拡大について、山本一太知事は29日の記者会見で「(103人は)第4波のピークだった5月上旬の水準だ。今後、経験のないレベルまで増えるのではないかと強い危機感がある」と述べた。状況が悪化した際は、次に警戒度を判断する2週間後を待たずに引き上げるとした。

 28日までの7日間の陽性者247人の内訳を見ると、20、30代が140人と6割近くを占めた。この世代で感染経路が不明だった人の半数に、県外との往来や「夜の街」での飲食といった感染リスクの高い行動があったという。

 7月中旬以降、20、30代が陽性者の半数を超える状況が続いている。県は若い世代のワクチン接種が県全体の感染の抑制に重要だとして、感染リスクの高い行動の回避とともに積極的な接種を呼び掛けている。

 県内での感染確認は、再陽性も含め累計8550人(うち155人死亡)となった。デルタ株(インドで確認された変異株)が含まれ、拡大が懸念されるL452R変異株について、県は男女3人から新たに検出されたことも公表。県内での確認は計92人となった。(山田祐二)

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