《新型コロナ》群馬県にまん延防止適用へ 新たに過去最多204人陽性 初の200人超
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 菅義偉首相は4日、北海道、京都府、福岡県など5道府県に適用している新型コロナウイルスまん延防止等重点措置の地域を拡大する意向を官邸で記者団に表明した。群馬、福島、茨城、栃木、静岡、愛知、滋賀、熊本の8県を追加する方針。期間は8日から31日まで。

 5日の専門家らによる基本的対処方針分科会に諮る。インドに由来するデルタ株の全国的な感染拡大に伴い、群馬県や各県から重点措置の適用要請などが相次いでいるのを踏まえた。

 首相は、新規陽性者数が急増している事態に「警戒感を持って対応している。国民の命と健康を守ることを最重点に取り組む」と記者団に語った。感染爆発を予見できなかったのか問われ、デルタ株の感染力を1.5倍程度と想定していたが「それをはるかに超える状況」と述べた。

 群馬県と前橋、高崎両市が4日に発表した県内新規陽性者は204人。前日の148人に続き、最多を更新した。県内での感染確認は再陽性も含め累計9288人(うち155人死亡)となった。県は4日、県指針に基づく警戒度を県全域で最も深刻な4に引き上げた。

 同日発表の新規陽性者204人は10歳未満~80代。保健所別では、前橋管内(前橋市)43人、伊勢崎管内(伊勢崎市、玉村町)38人、館林管内(館林市、邑楽郡)27人と続き、平野部を中心に感染が拡大している。

 デルタ株が含まれ、拡大が懸念されるL452R変異株は10~60代の男女16人から新たに検出。県内確認は計276人となった。

 伊勢崎市内の保育施設では4日までに、園児4人と職員3人の計7人の陽性が判明。県はクラスター(感染者集団)が発生したと判断した。保育施設は17日までの予定で休園する。

 既に確認されているクラスターでは、みどり市内の部品製造工場で従業員2人の陽性が新たに確認されるなどした。

 県警は前橋市内の県警本部の留置場に留置している男性の陽性が判明したと発表。本部留置管理課の職員ら44人を自宅待機としたが、応援職員を派遣し、業務に影響はないとしている。

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