上信越道に金属片が散乱 車両30台以上がパンク トレーラーの積み荷から落下か
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大型トレーラーが積載していた金属片=11日午後6時ごろ、松井田妙義インターチェンジ

 11日午前11時50分ごろ、上信越道下り線の下仁田インターチェンジ(IC)―松井田妙義IC間を通行していたドライバーから、「車が路上の金属片でパンクした」との110番通報が相次いだ。群馬県警高速隊によると、大型トレーラーの積み荷の金属片が路上に散乱し、通行車30台以上がパンクした。けが人はいなかった。

 高速隊によると、パンクした車は路肩やサービスエリア(SA)などに退避し、車同士の衝突はなかった。金属片は同区間の広い範囲に散乱し、同隊やネクスコ東日本が回収した。現場周辺を一時、時速50キロの速度規制とした。

 金属片の大きさはさまざまで、鋭利な形のものもあった。パンクした車を運転していた男性(27)によると、前方にハザードランプを点滅させた車が数台止まっており、異変を感じた直後に自身の車も被害に遭ったという。「パンクした際はとても不安に感じた」と振り返った。

 大型トレーラーを運転していた運転手の男性(60)によると、積載した金属片は計16トンで、リサイクルのため横浜市から長野県上田市へ運ぶ途中だった。

 金属片は荷台後部にある「あおり」と呼ばれるゲートから落下したとみられる。現場前のSAで確認した際は閉まっていたが「段差に乗り上げた際、衝撃で隙間ができてしまったのかもしれない」と話した。

 後続車が落下物に気付いて知らせ、男性は松井田妙義ICで高速道を降り、高速隊の分駐隊に申告したという。「被害を受けたドライバーの方々に申し訳ない」と謝罪した。

 高速隊は男性から事情を聴き、落下物の防止を定めた道交法違反容疑を視野に詳しい原因を調べている。

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