「平和な社会実現を」 全国式典で高崎の松田さんが献花 戦没者悼み県が動画配信
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「平和への誓い」を読み上げる高崎高の小菅さん(右)と高崎女子高の福地さん=県庁
全国戦没者追悼式で花を手にする松田さん

 終戦から76年を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。総人口の8割超が戦後生まれとなる中、遺族ら参列者は亡き人を悼み、遠のく惨禍の記憶の継承を誓った。新型コロナウイルス禍のため2年連続で規模を縮小し、今年は緊急事態宣言下となり22府県の遺族が欠席。参列者総数は過去最少の185人だった。

 菅義偉首相は就任後初めての式辞で「積極的平和主義の旗の下、世界の課題解決に全力で取り組む」と述べた。昨年の安倍晋三前首相の内容をほぼ踏襲し、アジア諸国への加害責任には触れなかった。

 天皇として3度目の参列となった陛下は今年もお言葉で「深い反省」に触れられた。昨年に続きコロナの状況を挙げ、国民が力を合わせて困難を乗り越えられるよう願った。正午の時報に合わせ参列者が黙とうした。

 群馬県は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて昨年に続いて中止した県戦没者追悼式に代え、山本一太知事や遺族らが動画投稿サイト「ユーチューブ」の県公式チャンネル「ツルノス」を通じて追悼の言葉を発信した。
(まとめ 飯島礼)

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