《新型コロナ》群馬県内、新規陽性最多337人 若年中心 親類の集まりやバーベキューなどの行動歴伴う例目立つ…
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 新型コロナウイルス感染症で、群馬県と前橋、高崎両市は26日、新たに10歳未満~80代の男女337人の陽性が判明したと発表した。21日の325人を上回り、1日当たりの発表数としては過去最多となった。感染拡大は収まる気配がなく、依然として若年層が中心。直近の陽性者増加について、県はお盆前後の人の流れが要因とみて、改めて外出自粛とワクチン接種を強く呼び掛けている。

 県内での感染確認は、再陽性も含め累計1万3900人(うち158人死亡)となった。デルタ株が含まれるL452R変異株は、新たに男女15人から新たに検出され、県内での確認は計1606人となった。安中市の部品製造工場で従業員6人の陽性が判明、県はクラスター(感染者集団)が発生したと判断した。

 県によると、19~25日に陽性が公表された1915人は、20~30代が44%(838人)、40~50代が26%(504人)、12~19歳が14%(277人)など。ワクチン接種の対象年齢に達していない11歳以下は10%(192人)だった。

 最近の陽性者について、県はお盆に親類が集まったり、バーベキューや海水浴などの行動歴を伴ったりする事例が目立つとする。当面は普段接していない人との接触や外出を控えるよう求めている。

 山本一太知事は26日の記者会見で、新たに太田市内に療養先のホテル162室を確保し、31日に運用を始めると明らかにした。既存のホテルと合わせ、計1133室となる。一方、9月末までの稼働を予定している県央ワクチン接種センター(高崎市)の10月以降の機能維持について、山本知事は「早急に検討を進める」とした。

 館林市は放課後児童クラブ関連で複数の児童の陽性が判明したと明らかにした。児童が通う小学校1校を30、31日の2日間、臨時休校とすることを決めた。分散登校による始業式は9月1、2日とする。(まとめ 山田祐二)

◎モデルナ製異物混入 同じ工場製品が東毛に納品 未使用

 米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は26日、未使用状態の瓶から異物の混入が見つかったとして、同じ製造ラインで作られた三つのロット番号のワクチンを使用しないよう各地に要請した。群馬県は同日、県営東毛ワクチン接種センター(太田市)に、該当する番号のワクチン1560瓶(1万5600回分)が納入されていたと明らかにした。いずれも未使用だった。

 県営ワクチン接種センター運営課によると、三つの番号のうち、一つが確認された。このワクチンは27日から1週間程度で使用する予定だった。接種予定の人には別の在庫を使って対応するため、今後の接種に影響はないとしている。

 県央ワクチン接種センター(高崎市)には、該当するワクチンはなかった。

 2カ所の県営接種センターでは接種の際、薬液を注射器に入れる前後の計2回、異物の有無を確認している。県は引き続き、センターの従事者に確認を徹底するよう周知した。(山田祐二)

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