小田原の海まで112.05キロ “南蛇井”は日本で2番目に海から遠い駅 日本一まであと700メートル…
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調査で海岸から全国2番目に遠い駅と分かった上信電鉄南蛇井駅
 

 全国で2番目に海から離れている駅が群馬県富岡市にある上信電鉄の「南蛇井(なんじゃい)駅」であることが、建物の登記や土地の調査を手掛ける長野県公共嘱託登記土地家屋調査士協会(長野市、塩川豊理事長)の調べで明らかになった。1位は、約700メートル差で長野県佐久穂町のJR小海線「海瀬(かいぜ)駅」だった。

 JR東日本長野支社小海線営業所からの依頼をきっかけに、国土地理院の地図を使い、同協会が3月に調査を始めた。駅を基準に一番近い海を探したところ、南蛇井駅が神奈川県小田原市の海岸から112.05キロ離れていることが分かった。

 調査に携わった同協会の塩川理事長(65)は同駅が2位の結果に、「前橋市は海から一番遠い県庁所在地なので、群馬県の駅が上位に入る可能性があるとは思っていた」と述べた。

 結果を受け、富岡市観光交流課は「上信電鉄と連携し、少しでも鉄道の利用促進や観光誘客につなげられたら」と期待する。

 上信電鉄の担当者も、「南蛇井は駅名の面白さや難読さが鉄道マニアの間で有名。それと合わせてPRできたらいい」と話した。

 同駅近くの津金沢栄次さん(81)=同市南蛇井=は「地域の人口が減る中、これを機に地元を訪れる人が増え、活性化につながればうれしい」と話した。

 3位は小海線「羽黒下駅」(長野県佐久穂町)、4位と5位にはいずれも上信電鉄の「千平駅」(富岡市南蛇井)と「神農原(かのはら)駅」(同市神農原)がそれぞれランクインした。

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