「心霊スポット」返上目指す武尊神社 若者の侵入後絶たず、器物損壊で被害届提出
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壊されたプラスチック製の柵を点検する今井さんら

 「心霊スポット」返上を目指して監視カメラや柵を設置している武尊神社(群馬県みどり市東町、花輪守留宮司)で8月下旬、複数の若者グループが柵を壊して敷地内に不法侵入していたことを、監視活動に取り組む前橋市の今井一太さん(35)らが確認した。器物損壊容疑などで桐生署に被害届を提出した。

 今井さんらは8月26日、柵の針金が外され、侵入した跡があったため修復作業を行った。その後、再び柵の破損情報が寄せられたため、30日夜に複数の監視カメラの画像を確認したところ、27日夜に男女14人がプラスチック製の柵を二つ折りに壊し、社殿内にまで侵入する様子が映っていた。ほかにも複数の若者グループが不法侵入する画像が残っていたという。

 武尊神社は10年以上前から「心霊スポット」「廃神社」として有名になり、不法侵入が相次ぐようになった。社殿の錠前が何度も壊され、社殿内の壁はぼろぼろになり、落書きだらけになっていたという。

 こうした状況を改善しようと、今井さんらは花輪宮司の了解を得て「心霊スポット返上活動」に乗りだし、ことし3月に監視カメラやバリケード、柵を設置。活動の様子を定期的に動画投稿サイト「ユーチューブ」に配信している。6月には運動に賛同する人を集めて武尊神社の清掃活動も行った。

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