《現場発》昨年度の犬猫殺処分最少だが… 都市部では猫問題に
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多頭飼育されていた猫たち。避妊去勢のため一時保護された=7月、前橋市
 

 群馬県内で犬や猫の殺処分数が減少し、県動物愛護センターでの2020年度の処分数は計636匹で初めて1000匹を下回った。保健所を持つ前橋、高崎両市を加えても計1254匹と過去最少。ただ犬の処分数は減っている一方、猫の処分数は都市部を中心に増加もみられる。動物愛護団体によると、飼育中に繁殖を繰り返して数が増え、手に負えなくなる「多頭飼育崩壊」が目立つ。動物愛護週間(20~26日)を前に、関係者は「飼い主を孤立させないことが大切」と呼び掛けている。

 動物愛護に取り組むNPO法人群馬わんにゃんネットワークは近年、特に都市部で、猫の多頭飼育により飼い主が手に負えなくなるケースが増えているとみている。猫の処分数は、県センターで20年度に587匹と16年度から約3分の1に減ったのに対し、前橋市は292匹と9割増、高崎市は261匹と3倍以上に急増している。(湯沢宏志)

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