台風19号最接近から2年 富岡で犠牲者に祈り
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犠牲者を悼み、黙とうする遺族や地域住民ら=12日午後4時半ごろ、富岡市内匠

 本県などに甚大な被害をもたらした2019年の台風19号(令和元年東日本台風)の最接近から12日で2年が経過した。この日は土砂崩れにより住民が死亡した富岡市で追悼式が営まれたほか、主要道路に被害が出た嬬恋村で復興を振り返る行事が行われた。

 台風19号では、西毛や吾妻地域を中心に記録的な豪雨に見舞われ、24時間雨量が下仁田で県内観測史上1位の609ミリに達した。平野部をはじめ広い地域で、住宅の浸水が相次いだ。土砂災害により、富岡、藤岡両市で男女4人が死亡。道路や鉄道、河川といったインフラも大きな被害を受け、県民生活への影響が長引いた。

 台風19号など近年の気象災害を受け、県は防災・減災対策の強化にかじを切り、本年度からの新たな総合計画では、激甚化する災害への対応を政策の柱の一つに据えている。(山田祐二)

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