前橋、富岡市もチラシを撤去 養子あっせん不許可団体の群馬支部 回答せずトラブルか 養親や実母からの問い合わせ 
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 養子縁組のあっせん事業を巡り、群馬県渋川市が不許可団体のチラシを約2年半にわたり庁舎内に置いていた問題で、団体の「群馬支部」が複数組をあっせんし、その後に養親などとトラブルになっていたことが21日、分かった。支部の元関係者が明らかにした。一方、渋川市は同日、チラシ設置の経緯などを公表し、上毛新聞の報道を受け、同様にチラシを置いていた前橋、富岡の両市も撤去したことを確認したとしている。

 元関係者は、群馬県や埼玉県の実母と子どもを、それぞれ県外の養親にあっせんしたという。その後、養親から「実母はどんなふうに暮らしているか」、実母から「養親は子どもをどう育てているか」などと連絡を受けたが、「私からはつなげない」と回答した。1年ほど前からそういったやりとりはなくなった。

 団体は「NPO法人 全国おやこ福祉支援センター」で、大阪市が2019年3月に事業の不許可を決めた。元関係者によると、群馬支部の活動期間は1年ほどで、不許可決定を受けて活動を停止した。あっせんや相談の個人情報は「本部」に提出し、その後は分からないとしている。

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