高崎署員を逮捕 のぞき目的でトイレ侵入 2カ月連続で警官不祥事
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 のぞき目的で、商業施設の女子トイレに侵入したとして、県警子ども・女性安全対策課と群馬県警高崎署は26日、建造物侵入の疑いで、同署交通課巡査長の男(25)=前橋市=を逮捕した。県警では3月にも本部留置管理課の男性巡査が逮捕されており、現職警察官の逮捕は今年2人目。

 逮捕容疑は19日午後1時50分ごろ、正当な理由がなく、高崎市の商業施設1階の女子トイレに侵入した疑い。

 県警によると、容疑を認め、「のぞくために入った」と供述しているという。女子トイレに入るところを目撃され、連絡を受けて確認に訪れた管理会社の女性従業員らに見つかったが、制止を振り切って逃走していた。けが人はなかった。

 施設の管理会社から19日午後、「若い男が女子トイレに侵入するのを目撃したが、逃げられた」などと被害届があり、捜査を始めた。25日午後5時半ごろ、容疑者から捜査を担当する同署生活安全課の署員に「19日に女子トイレに入ったのは私です。これから署に行きます」と連絡があり、その後、逮捕した。連絡した理由については「きちんと話をしたほうが良いと思ったから」と話したという。

 男は事件当日は当直勤務明けで、正午ごろに署を出たという。20日以降も通常に勤務していた。2015年4月に県巡査を拝命し、同年9月から同署に配属されていた。

 逮捕を受けて、県警の高井篤首席監察官は「極めて遺憾で、捜査および調査結果を踏まえ、厳正に対処したい」とコメントした。

 県警では3月、窃盗未遂容疑で本部留置管理課の男性巡査=不起訴処分=が逮捕されており、現職警察官の逮捕は2カ月連続となる。

 県警の新倉秀也警務部長は26日の定例会見で、非違事案防止教養の対象を採用10年未満から35歳以下に拡充する方針があると説明した上で、「教養を実施する側と受ける側の双方が目的を理解し合い、より規律の高い組織の構築に努めたい」と話した。

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