実績重ね看板アナに テレ東「WBS」キャスターの相内優香さん(高崎出身)
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ポスターを前に担当番組のアピールする相内さん

 テレビ東京のアナウンサーとして活躍する相内優香さん(32)=群馬県高崎市出身。同社の看板番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」でキャスターを務めるなど、看板アナの一人として、着実に実績を重ねている。

 中学、高校時代は放送委員会などの課外活動に熱心に打ち込み、アナウンサーの基礎を磨いた。大学時代からテレビ業界に関わり、華やかな世界に戸惑いを感じたものの、自分を支えてきたアナウンス技術を信じてテレビ東京に入社。「迷いを吹っ切って、思い切り取り組み」、アナウンサーとしての地歩を固めてきた。

 相内さんは、WBSメインキャスターの大江麻理子さんらの姿勢を見習い、「オールマイティーに活躍できるアナウンサーを目指したい」と意気込んでいる。

◎共愛学園時代に基礎
 「共愛学園に育ててもらいました」。テレビ東京アナウンサーの相内優香さん(32)は朗読や弁論、新聞部の活動などに打ち込み充実していた中学、高校生活を振り返る。

 中高一貫教育の共愛学園に進学し、高校受験がない利点を生かしてさまざまな課外活動に取り組んだ。中学3年時に初めて応募したNHK杯放送コンテスト県大会の朗読部門では2位に輝き、自信を持って打ち込めるものを見つけ、朗読に熱中した。

 インターネットで調べた発声法を参考に練習メニューを考え、放送室で毎日練習した。高校時代は同放送コンテストの全国大会に3年連続で出場。高校野球でもアナウンスを担当し、全国高校弁論大会で優勝するなど、アナウンサーとしての基礎を磨いた。

 立教大進学後は、フリーアナウンサーの事務所に所属し、テレビにも出演。準ミスキャンパスにも輝き、順調にアナウンサーへの道を進んだが、「キャピキャピしたのりについていけず、朗読好きの高校生が思い描いていた世界との違いに悩んだ」という。

◎大型企画と格闘
 それでも、就職活動では「中学から続けている朗読しか自分にはない」とアナウンサー試験への挑戦を決意。見事に狭き門をくぐり抜けた。

 テレビ東京入社後はそれまでの戸惑いを吹っ切った。同期の秋元玲奈アナウンサーと出演した初レギュラーのエンタメ情報番組「A×A」(ダブルエー)では、“アイドルアナ”のような仕事も前向きに取り組んだ。

 だが、朗読やアナウンスへの思いは、高校生のころから変わらない。ナレーションブースに入ってする仕事が最も好きな仕事の一つで、「大学で葛藤した時も、自分を支えてくれたのは朗読への思い」だった。

 2010年からは看板番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」(月~金曜午後11時~)のコーナー「トレンドたまご」を担当。16年からは現場に出てリポートするフィールドキャスターを週3日を務め、大企業のトップを取材する。ニュースに追われる一方、WBS放送開始30周年記念の大型企画などとも格闘する。

 4月からはジャーナリストの池上彰さんがメインキャスターの「池上彰の現代史を歩く」(日曜午後7時54分~、ほぼ隔週)で助手を担当している。

 「WBSの大江麻理子キャスターも池上さんも仕事への姿勢は見習うことばかり。恵まれた環境で仕事をしている」と感謝。プロ意識の高い人に囲まれてさらなる上を目指す相内さんの目標は「難しいことを易しく伝えられるアナウンサー」ときっぱり。報道とバラエティーの枠を超えた活躍を誓った。

 あいうち・ゆうか 1986年生まれ。高崎市出身。共愛学園中高―立教大卒。2008年、テレビ東京入社。現在はワールドビジネスサテライトなどを担当。

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