御巣鷹に鎮魂の風車 管理人の黒沢さんら
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色とりどりの風車を飾り付ける黒沢さんら

 日航ジャンボ機墜落事故現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」の管理人、黒沢完一さん(75)が7日、登山道の中で最も多くの墓標が立ち並ぶスゲノ沢に犠牲者への思いを込めた風車約190個を飾った。

 事故の風化防止を訴える有志団体「御巣鷹の事故を忘れない会」の正田久美代さん(57)=高崎市=と井上育代さん(55)=伊勢崎市、逸見美由紀さん=埼玉県秩父市=がボランティアとして共に作業した。

 黒沢さんらは自ら作った設置台を登山道の手すりに取り付け、青や黄、オレンジ色の風車を一つ一つ並べた。初めて携わった逸見さんは「豊かな緑の中に色とりどりの風車があると登山者も癒やされるのではないか。参加して良かった」と感想を述べた。

 風車の飾り付けは2010年に遺族が頂上付近の「昇魂之碑」前で始めた。15年からはスゲノ沢に場所を移した。

 風車は寄付などで年々増えており、登山道に風車を置いていく人もいるという。黒沢さんは「数が増えることは風化防止につながりありがたい。風車を贈ってくれる方に感謝したい」と話した。

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