ナンバーに五輪の気分 県内1万1500台 交付割合 全国8位

 2020年の東京五輪・パラリンピックを記念したデザインの自動車用ナンバープレート=写真=が人気を集めている。昨年10月の発行開始から5月末までの群馬県内の交付台数は1万1462台。国土交通省によると、都道府県別の自動車登録台数に対する交付割合は0.66%で全国で8番目に高い。

 プレートは右上に東京五輪の公式ロゴマークがあるタイプと、放射状のカラフルな図柄が入ったタイプの2種類。番号を変えずに交換でき、手数料に加えて1000円以上を寄付すると図柄入りを選ぶことができる。

 取り付けることができるのは自家用と事業用の乗用車、自家用の軽乗用車。関東陸運振興センター群馬支部(前橋市)によると、乗用車では図柄入りを希望する人がロゴのみのプレートを選ぶ人の2倍に上るという。軽乗用車も通常の黄色いプレートではなく、白いプレートで交付されるとあって、希望者が多いという。同支部は「黄色のプレートは車に合わないものもあるが、白は合いやすいので人気があるのではないか」と推測する。

 電気設備工事業の「ソウワ・ディライト」(前橋市小屋原町)は5月末までに、社用車計20台に図柄入りのプレートを取り付けた。代表取締役CEOの渡辺辰吾さんは「社員にも評判が良い。自分たちも五輪に参加しているという意識を持って、地方から五輪の機運を盛り上げたい」と話す。

 ナンバープレートは同支部の窓口とインターネットで申し込める。申請から10日ほどで交付される。交付手数料は地域によって異なり、本県は7410円。図柄入りのプレートを希望する際の寄付金は、五輪会場近くのバリアフリー対応のタクシーやバスの導入に充てられる。

 同省によると、交付台数が最も多いのは東京で、埼玉や千葉でも普及が進んでいるという。担当者は「五輪の開催地が東京のため、首都圏で交付が広がっているのではないか」としている。

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