有料化で敬遠? 利用者数が大幅減 伊勢崎市コミュニティーバス
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 本年度から有料化した群馬県伊勢崎市のコミュニティーバス「あおぞら」の利用者数が大幅に減っていることが、23日までに分かった。4月の利用者数は2万2546人で、前年同期比28・4%減。人数では8900人以上減った。利用者の大半を占める高齢者や子どもなどは引き続き無料で乗れるものの、「有料化」のイメージが先行し、敬遠されたとみられる。

 同バスは、伊勢崎駅周辺を巡回するものや、市民病院と市内各地区を結ぶものなど10路線ある。市交通政策課によると、昨年度の利用者数は約35万6千人。高齢者と高校生以下の子どもが約7割を占めるという。

 これまで「貸し切りバス」として無料運行してきたが、藤岡市で2012年に起きた高速ツアーバス事故を受けて運行委託料が大幅に上がり、経費削減のため今年4月から有料の「乗り合いバス」に切り替えた。

 料金は1日200円で乗り放題。交通弱者対策として、65歳以上の高齢者、高校生以下、障害者手帳を持っている人とその介助者、運転免許証自主返納者は引き続き無料で乗車できる。

 5月の利用者数は2万5522人で、前年同期より5168人少なかった。同課は「4月に比べると回復してきた。市のホームページや回覧板などで引き続き乗車方法を周知し、多くの人に利用してもらいたい」としている。

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