元警部補の逃走車発見 富山の河原 流れ着く? 嬬恋の事後強盗
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富山市の神通川で見つかった軽乗用車(群馬県警提供)

 嬬恋村大笹の商店で5月に発生した事後強盗事件で、群馬県警は9日、事後強盗の疑いで指名手配されている元県警捜査2課の警部補、宮腰だい容疑者(37)=高崎市新保町、懲戒免職=が逃走する際に盗んだとみられる軽乗用車が同日、富山、岐阜県境に近い富山市の神通川の河原で発見されたと発表した。車内や付近に宮腰容疑者はいなかった。

◎流木絡み付き大破の状態 6日に神通川は増水

 県警によると、同日午前9時ごろ、神通川の左岸で、工事をしていた建設会社の男性社員(39)が軽乗用車を見つけた。窓ガラスが割れるなどして大きく破損し、流木などが絡み付いて逆さまの状態だった。

 建設会社は、今月3日午後4時ごろに車は見当たらず、6日は川が増水して水が流れていたと説明しているという。発見場所に車が進入したり近くから落ちたりするのは難しいとして、県警は別の場所で川に落ち、上流から流れ着いたとみている。

 発見場所は富山、岐阜県境に架かる国道41号の橋から約300メートル北側。県警はこれまで付近を複数回捜索しているものの、車が川に進入したような痕跡は確認できていない。宮腰容疑者の行方は依然として分からないため、発見場所の上流と下流、周辺の山林を詳細に捜索する方針。車は群馬県内に運び、遺留物を調べる。

 事件当日の正午すぎ、県警は橋の近くの空き地に特徴がよく似た軽乗用車が止まっているのを通行車両のドライブレコーダーの映像で確認しており、これが最後に確認できた足取りとしていた。

 事件は5月2日午前2時25分ごろ発生。商店に侵入したとみられる男が駆け付けた警察官を押し倒して逃走した。現場には現金1万円などが残され、近くの民家で軽乗用車がなくなった。県警は宮腰容疑者が犯行後に車を盗んで逃走したとみて捜査している。

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