“キノコ界のノーベル賞”森喜作賞 渋川の森田さんに部門賞
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表彰状を手に笑顔の森田さん(中央)とかよ子さん(右)、森会長

 キノコの人工栽培法を確立した群馬県桐生市出身の森喜作(1908~77年)にちなみ、優れた研究者や生産者をたたえる「第40回森喜作賞」(森喜作記念顕彰会主催)の優良経営者部門に、シイタケ生産者の森田富雄さん(67)=渋川市北橘町=が選ばれ、授賞式が10日、東京都内で開かれた。「キノコ界のノーベル賞」とも呼ばれ、同部門の群馬県受賞者は17年ぶり4人目。

◎研究者部門は三重・岩出菌学研究所の原田さん

 森田さんは独自の創意工夫で高度な原木シイタケの栽培体系を確立し、県きのこ品評会で5度、最高賞に輝いた。県きのこ振興協議会長などとして県内産業の発展にも尽力。こうした高い技術と地域貢献が評価された。

 森田さんは40年以上にわたって共に生産に取り組んできた妻のかよ子さん(68)と登壇。同会の森裕美会長から表彰状を受け取ると「金銭的に厳しくても心豊かなシイタケ経営をずっとやってこられたのは女房のおかげ。受賞を契機にさらに夫婦で励みたい」とあいさつした。

 式典後、かよ子さんも「一番うれしい。今後も頑張っていきたい」と笑顔で話した。

 研究者部門には岩出菌学研究所(三重県)研究開発室長の原田栄津子さんが選ばれた。

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