NIE実践 県内9校 新聞使い探求心、表現力
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

 日本新聞協会は10日、学校教育に新聞を活用するNIE(ニュースペーパー・イン・エデュケーション、教育に新聞を)の本年度の実践指定校に決まった全国47都道府県の544校を発表した。群馬県からは小中高9校が認定され、一定期間無償提供される新聞を活用した授業などに取り組む。

 本県の新規校は高崎大類中、嬬恋中、沼田薄根中、伊勢崎高の4校。継続校は高崎新高尾小、沼田利南東小、桐生相生中、太田東中、尾瀬高の5校。実践期間は原則2年。

 活字に親しみ、社会への視野を広げることや、探求的活動の教材として活用するほか、要約力、読解力、表現力を身に付けるなど各校がそれぞれの目的を持って新聞を活用していく。

 新規校の高崎大類中・山田ミチ子教諭は「実践を通して多角的、論理的に考え、表現する力を育てたい」と話し、嬬恋中の根岸史直教諭は「生徒が新聞に親しむからこその学びがある実践にしていきたい」と意欲を語る。

 沼田薄根中の兵藤泰明教諭は「新聞記事を比較して、自分の感想や意見を書くなどの学習活動を行いたい」と語り、伊勢崎高の森貴由紀教諭は「総合・探求の時間に、生徒の調べ学習の教材として活用したい」と話している。

 NIEは新聞協会と加盟の新聞社・通信社が、教育現場や教育委員会と連携しながら全国で取り組む事業。全国大会開催などの「研究・PR」のほか、教育現場で使用する新聞購読料を協会と各社が補助する「新聞提供」を柱に推進する。

 今年の全国NIE大会は今月26、27の両日、盛岡市などを中心に開催され、本県からは実践校やNIEアドバイザーの教諭らが参加する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事