県内市町村営乗り合いバス 収入 費用の2割
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 2016年度に群馬県内市町村が運営した乗り合いバスの平均収入は1キロ当たり約63円で、国が示す標準的な経常費用の22%にとどまることが、県の集計で分かった。乗り合いタクシーは約18円でわずか6%。人口1人当たりの負担額が年1万円を超える市町村もあった。県は「県民に公共交通の実情を知ってもらい、残すためにも利用し応援してほしい」(交通政策課)としている。

 運行1キロ当たりの運送収入は、県の補助を受けたバスが約72円、補助対象外は約28円。補助があるタクシーは約21円、補助対象外は約11円だった。北関東での標準的な経常費用は1キロ当たり約285円と算出されている。

 一方、民間バスの平均は約221円。ただ、黒字路線が約547円なのに対して、国・県の補助を受けている赤字路線が約147円、補助対象外の赤字路線が約197円で、黒字路線の収益によって赤字路線が維持されているとみられる。

 乗り合いバス・タクシーの運行に伴う人口1人当たりの年間負担額は254~1万956円と市町村によって差があることも明らかになった。人口の少ない町村は負担額が大きい上、人口減少でさらに増加することが懸念される。

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