容赦ない猛暑… 9地点で猛暑日 城南球場では初の消防指揮本部
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熱中症の人が相次ぎ、消防の現場指揮本部が置かれた高崎城南球場=15日午後3時ごろ

 連休中日の15日の群馬県内は、太平洋高気圧に覆われて晴れ間が広がり、各地で厳しい暑さに見舞われた。最高気温は館林で全国8番目の37.9度など、13観測地点のうち9地点で35度以上の猛暑日になった。嬬恋村の田代は1977年の観測開始以来、最も高い31.0度を観測した。夏の全国高校野球群馬大会の会場では、応援の生徒らが次々と体調不良を訴え、消防が現場指揮本部を設けて救護に当たった。

◎県内で70人が熱中症 球場では11人が軽症、中等症

 夏の高校野球群馬大会の2回戦が行われていた高崎市の高崎城南球場では、熱中症の症状を訴える人が相次ぎ、高崎市等広域消防局が午後1時40分ごろ、球場前に現場指揮本部を設置した。県の災害派遣医療チーム(DMAT)や高崎、藤岡の消防隊員計約30人が出動し、男女計12人を同市内などの病院に搬送した。このうち11人が熱中症の軽症、中等症だった。県高野連によると、大会で消防の現場指揮本部が置かれるのは初めてという。

 山での熱中症も相次いだ。みなかみ町の笠ケ岳で倒れていた男性(55)が栃木県防災ヘリで沼田市内の病院に搬送され、重症と診断されたほか、片品村の尾瀬で登山中の女性(68)が中等症、中之条町の白砂山では男性(67)が下半身がけいれんして動けなくなり、県の防災ヘリで搬送され軽症と診断された。

 各消防などによると、少なくとも計70人が熱中症と診断された。

 前橋地方気象台によると、県内は16日も高気圧に覆われ暑くなるが、雷を伴って激しい雨が降る所もある見込み。予想最高気温は前橋37度、みなかみ32度。

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