9地点で今年最高気温 伊勢崎38.8度で全国4位 熱中症59人搬送

 3連休最終日の16日、群馬県内は高気圧に覆われて猛烈な暑さが続き、県内13観測地点のうち9地点で35度以上の猛暑日となり、いずれも今年の最高気温を観測した。伊勢崎で全国4位の38.8度、前橋で9位の38.5度をそれぞれ記録。熱中症とみられる症状の搬送は少なくとも59人に上った。17日以降も厳しい暑さが続く見込みで、気象庁が熱中症に最大限の注意を呼び掛けている。

 前橋地方気象台によると、朝から気温の高い状態が続き、県内9地点で猛暑日を観測した。伊勢崎、前橋以外で猛暑日となったのは、館林38.4度、桐生37.7度、中之条37.0度、沼田36.8度、高崎36.5度、下仁田36.1度、神流35.1度の各地点。県北部でも気温が上昇し、みなかみ32.6度、藤原(みなかみ町)31.1度と、30度以上の真夏日となった。

 厳しい暑さで体調を崩す人も相次いだ。各消防本部によると、県内で少なくとも59人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。このうち、前橋市内の路上で倒れていた93歳女性と、エアコンのない自宅の寝室で横になっていた館林市の88歳女性の2人が重症と診断された。

 3連休を襲った厳しい暑さに、涼しさを求める動きも目立った。前橋市の甘味処の十紋字には、かき氷を買い求める客の行列が開店直後からでき、客数は通常の週末と比べて約1.3倍だった。連休最終日は猛暑で注文が伸びるとみて、氷を多めに用意して対応したという。

 前橋市のドラッグストアのウエルシア前橋三俣店では、衣類に吹き掛けるスプレータイプの冷感グッズが先週の倍以上売れた。今後も暑さに備える消費者の需要を見込み、経口補水液や塩分を補給するあめといった熱中症対策商品を充実させる。

 伊勢崎市のショッピングモールのスマーク伊勢崎は、暑い日差しを避けて買い物を楽しむ家族連れでにぎわった。同店は「連休の影響もあり、先週末より来客数が増えた」といい、滞在時間が長い客が多かったとみている。

 前橋地方気象台によると、県内は17日も気温の高い状態が続き、最高気温は前橋で38度、みなかみで33度を予想する。暑さは1週間ほど続くとみており、水分補給をはじめとする熱中症対策を呼び掛けている。

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