経費詐取 教諭を懲戒免 体罰教諭に戒告 県教委
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 授業の経費を装い勤務先から現金をだまし取ったなどとして、県教委は18日、館林高で音楽を担当していた男性教諭(46)を懲戒免職処分とした。同校は館林署へ被害届を提出した。会計を務めていた二つの吹奏楽団体から横領した疑いがあることも判明し、被害総額は700万円を超える可能性がある。

 学校人事課によると、男性教諭は昨年5月から今年1月にかけて、授業で使う楽器のレンタル代などの名目で請求書や領収書を偽造し、学校に提出した。学校から現金を受け取ったり、業者へ振り込ませたりして、6回にわたり計約90万円をだまし取った疑いがある。

 詐取を認め、「私的な楽器の購入や生活費、借金の返済に充てた。顧問だった吹奏楽部の運営にも使った」と話しているという。

 領収書が届かないことを不審に思った館林高が5月下旬、支払先の業者に連絡して発覚。県教委の調査で、前任の西邑楽高でも備品の楽器6点(購入金額125万円)を不正に売り払っていたことが分かった。

 会計を務めていた東部地区吹奏楽連盟と邑楽館林吹奏楽連盟で計約630万円を横領したことも認めているという。

 県教委は「悪質で生徒や保護者の信頼を裏切る行為。教職員への指導を徹底したい」としている。監督責任を問い、館林高の男性校長を戒告とした。

 県教委は18日、指導していた硬式野球部の部員9人に、頭をたたいたり、バットで小突くなどの体罰を加えたとして、東毛地域の県立高の男性教諭(55)も戒告の懲戒処分とした。

 県教委の懲戒処分者は本年度に入り5人となった。

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