夏休み初の休日 暑い、暑い、暑い… 娯楽施設は明暗分ける
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多くの子どもたちでにぎわう伊勢崎市民プール=21日午後2時40分ごろ

 群馬県内は21日、伊勢崎市で全国3位の38.1度を観測するなど猛烈な暑さが続き、9日連続の猛暑日となった。各地の消防本部によると、熱中症とみられる症状で90人が搬送された。小中高校の夏休み初日と週末が重なったこの日は、涼を求める家族連れでプールや屋内施設がにぎわう一方、屋外の娯楽施設は客足が伸び悩み、暑さが明暗を分けた。

 前橋地方気象台によると、高気圧の影響で晴れて気温が上昇した。伊勢崎のほか最高気温は、館林で全国4位の38.0度、沼田は観測史上最高となる37.4度となった。13観測地点のうち9地点で35度以上の猛暑日となった。

 熱中症の搬送者のうち、自宅で倒れた大泉町の男性(67)ら3人が重症と診断された。今後も5日程度は厳しい暑さが続く見込みで、同気象台は警戒を呼び掛けている。

 夏休み初日、家族連れや子どもたちは行楽地に繰り出した。県内で最も厳しい暑さとなった伊勢崎市では市民プールに850人以上が訪れた。

 エアコンの効いた屋内施設も人気だ。スポーツや遊具を楽しめる屋内施設のワンパーク(太田市)には、約2000人が来場した。担当者は普段より人出が多いとし「子どもは遊び、大人は涼しい場所で休憩できるので、多くの人が訪れたのでは」と話す。

 一方、晴天に恵まれたものの、暑さや熱中症を避けたためか、屋外施設の客足は今ひとつ。

 群馬サファリパーク(富岡市)の担当者は「来園者は普段の4分の3ほど。暑さに弱い動物もぐったりしている」とこぼす。軽井沢おもちゃ王国(嬬恋村)も客は例年より少なく「県内の他の地域より涼しいのでぜひ来てほしい」と立地を懸命にPRしている。

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