東吾妻・シンボルの「岩」ロックで町おこし

◎奇岩カード配布特産でバーガー 若手有志

 群馬県東吾妻町の住民手作りの「おらがまちづくりプロジェクト」が始動している。真田氏のゆかりで町のシンボルでもある岩櫃山にちなみ、公募などで集まった若手グループが岩を意味する英語「ロック」をキーワードに「MY ROCK TOWN(マイ・ロック・タウン)東吾妻」を掲げ、ロゴマークを作製。町内の奇岩を集めた「岩カード」を作って配布するほか、オリジナルハンバーガーの開発や、住民が講師となって趣味の講座も開く計画だ。

 公募に応じた町民有志をはじめ、町や商工会、観光協会の若手関係者らでつくる、おらがまちづくりプロジェクト委員会(斉藤貴史委員長)が主宰。町は本年度の一般会計当初予算に1300万円を計上している。町の知名度アップとともに移住促進や交流人口を増やすのが狙いだ。

 ロゴマークは三つの原案から、道の駅の利用客や町内の児童生徒の投票で選んだ。スローガンと岩櫃山のほか、ハート形土偶やリンゴ、ホタル、スイセンといった町の名物や魅力を盛り込んだ。8月18日の町内イベントで正式にお披露目する。

 オリジナルハンバーガーは、主要農産物のこんにゃくを使う。コンニャクの花の形状から英語で「デビルズタン(悪魔の舌)」と言われることから昨年開発された「デビルズタンバーガー」をベースに改良。舌のように垂れ下がるベーコンはそのままに、バンズにはさむメンチカツを、肉とこんにゃくを使ったパテにする。分量や肉の種類などを変えながら試作し、開発後は町内の飲食店で販売してもらう計画。

 町内には、えぐれた崖に突き出た「へそ岩」をはじめ、洞穴の「仙人窟」、「竜頭岩」、「竜尾岩」などの奇岩がある。岩カードは、こうした奇岩から選んで作製する予定だ。

 町民が講師となる講座は、ギンヒカリを使ったにぎりずし、土偶作り、地酒談義などをテーマとして想定。受講後には検定を実施し、合格すると認定証を発行する。

 実行委員会は「ロックには、信じた道を貫く生きざまという意味も込めた。若者目線で、『楽しそうな町』というイメージを発信したい」としている。

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