道路上に水玉模様 国交省が群馬・碓氷バイパスで検証
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碓氷バイパスの下り線に施工する標示の完成予想図

◎速度抑える視覚効果

 大型車の事故が多発している国道18号碓氷バイパスの交通安全対策として、国土交通省高崎河川国道事務所は26日、道路上に水玉模様を描いて車両の速度抑制効果を狙う路面標示「オプティカルドットシステム」を試行的に設置すると発表した。首都高の一部で施工事例があるが、一般道への施工は全国で初めてという。

 同標示は路面に一定の間隔で水玉模様を配置するもの。通行するドライバーは速度が上がっているような感覚になり、無意識に加速を抑える効果があるとされる。

 碓氷バイパスには見通しの悪いカーブがあり、大型トレーラーが速度の出し過ぎで横転したり、遠心力でトラックの積載物が落下したりして全面通行止めになる事故が相次いでいる。標示を施すことで、事故防止が期待される。

 対象となる場所は事故の多発現場を含む約1・4キロメートル区間(群馬県安中市松井田町)。長野県方面に向かう上り勾配の片側1車線(登坂車線がある区間は一部2車線)に水玉模様を描く。30日~8月10日に施工し、期間中は片側通行とする。

 同事務所は標示を施した後、実際に速度抑制効果が発揮されるか確認するとともに、雪かきによる標示の摩耗や経年変化といった施工性、経済性を総合的に検証する。標示が有効と判断した場合、他の道路に展開する可能性があるとしている。

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