廃棄物燃料の実験施設 土地使用許可業者に出さず みなかみ町
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 群馬県みなかみ町内の一般ごみを再利用した廃棄物固形燃料(RDF)を、町営日帰り入浴施設「奥平温泉 遊神館」の源泉を温める熱源として利用する実証実験計画で、町が事業主体の民間業者に土地の使用許可を出していないことが31日、分かった。実験施設は同館に隣接する町有地に、今年4月完成している。

 町生活水道課によると、本来昨年11月の着工までに土地の使用許可申請をしなければならなかったが、同館を所管する観光商工課との間で情報が共有されず、申請が遅れた。4月には施設を建設した民間業者から申請されたものの、前田善成町長が決裁せず今も許可が出ていない。

 町のRDF事業を巡っては、前田町長が27日、自身の不信任決議案可決を受けた会見で「取引、運搬費の設定が不明瞭。しっかり解明したい」と続投の理由にしている。

 町は昨年10月、実証実験を行う熱供給会社と協定を結んでおり、会社側は「弁護士を交えて町と話したい」としている。

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