不戦の誓い新た 前橋空襲73年で世代を超えて慰霊の祈り
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
一斉慰霊で太陽の鐘を突く参列者=前橋市千代田町

 終戦直前に530人余りの犠牲者が出た前橋空襲から73年となった5日、前橋市の中心市街地で慰霊行事が行われた。今春に広瀬川沿いに移設された芸術家、故岡本太郎氏の作品「太陽の鐘」など計10カ所の鐘や太鼓が慰霊のために一斉に鳴らされ、市民らが不戦と平和を誓った。

 午後4時50分、太陽の鐘や寺院、キリスト教会から慰霊の音が響き渡った。一斉慰霊に初めて加えられた太陽の鐘には、幼児から空襲を経験したお年寄りまで幅広い世代の市民ら約50人が訪れた。市職員から当時の被害状況の解説を受け、撞木しゅもくで鐘を突いた。参列者は「慰霊に参加して初めて前橋空襲を知った」「小さい子どもにも分かるように伝えていきたい」などと話していた。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
関連記事