機転利かせて保冷剤 熱中症救う ヤクルトレディに感謝状
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感謝状を受け取る小林さん
感謝状を受け取り記念撮影に納まる舘山さん(中央)

 販売する飲み物を冷やすのに使う保冷剤で熱中症の高齢者を助けたとして、群馬県警渋川署(新井良光署長)は9日、群馬ヤクルト販売渋川サービスセンターの小林夏江(46)さんに感謝状を贈った。

◎首や脇冷やす 男性みるみる回復

 小林さんは7月16日午後2時40分ごろ、渋川市内の路上で倒れている男性(68)を発見し、119番通報。駆け付けた警察や消防と連携し、保冷剤で男性の首や脇を冷やすなどして助けた。男性は熱中症とみられる症状で入院したが、命に別条はないという。同日は最高気温が35度以上となる猛暑日だった。

 通報時の消防からの指示を受け、保冷剤を使った小林さんは、日陰を作ったり、うちわであおいだりして男性を救った。ヤクルトレディとなって11年目の小林さんは「これからも地域の見守り活動を続けたい」と話した。

 同社と県警は「安全・安心まちづくりの推進に関する覚書」を2006年に締結。不審者やけが人の発見時の通報をはじめ、地域の安全確保に向けて連携している。

◎至仏山で熱中症の女性を救助…沼田署が感謝状

 人命救助に尽力したとして、沼田署(神保誓志署長)は8日、片品村鎌田の登山ガイド、舘山美和さん(44)に感謝状を贈った。

 舘山さんは7月14日正午すぎ、同村の尾瀬国立公園の至仏山でガイド中、熱中症で動けなくなっていた女性(57)を発見。水分補給をさせるなど対応しながら警察と消防に通報し、女性を助けた。

 女性は中等症だった。舘山さんは「普通の行動をしただけだが、感謝状はありがたい」と語った。

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