地震、豪雨…災害相次ぎ 防災グッズ 県内小売店もコーナー拡充
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自然災害が相次ぎ、関心が集まる防災グッズコーナー=セキチュー高崎矢中店

 大阪府北部地震や西日本豪雨など全国各地で自然災害が相次いでいることを受け、防災グッズに関心が集まっている。6月には群馬県を震源とした最大震度5弱の地震が発生したこともあり、防災意識を高めた県民も多いとみられる。小売店は防災グッズのコーナーを拡充し、いざという時の備えを後押ししている。

 ホームセンターのセキチュー高崎矢中店(高崎市矢中町)は大阪府北部地震の後、客の目に留まりやすい店舗の出入り口に防災グッズの特設コーナーを作った。

 同店の担当者によると、売れ筋は携帯トイレや空気を入れて使う枕など防災グッズ30種がリュックに入り、保管や非常時の持ち出しに便利な「防災バッグ30」。昨年の販売数は年間数個だったが、大阪の地震後は1カ月で30個ほど売れた。家族全員分を購入する人もいたという。非常食はカレーやおでんなど豊富にそろえ、売れ行きは普段の3倍以上という。

 店内で防災グッズを探していた市内の70代の夫婦は「最近は大きな災害が多いので備えておきたい」と話す。町内会の役員をしており、災害時に住民が分け合って使えるよう「防災バッグ30」を見に来たという。

 ただ、比較的自然災害が少ないといわれることの多い本県だけに、備えの必要性をそれほど感じていない人も。同市下豊岡町の女性(62)は「群馬が震源だった時は不安に思った」としつつも、「防災はつい後回しになってしまう」と本音を漏らした。

 同店の担当者は「全国で想定外の災害が起きている。今まで災害がなかったからと油断せず、いざという時に備えてほしい」と強調した。

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