渋川の祭りで山車が8人巻き込む 6人が腕や足骨折
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事故を起こした山車の周囲で、捜査を見守る市民ら

 11日午後4時15分ごろ、群馬県渋川市渋川の県道渋川松井田線で、渋川山車まつりに参加していた山車の引き手らが動き出した山車に巻き込まれ、6人が腕や足などを骨折したほか、2人が打撲などの軽傷を負った。同まつり実行委は同日予定していた囃子はやし競演や山車巡行を中止した。12日は予定通り実施する。

 関係者によると、祭りのハイライト「八幡上り」で6番目の山車を引き始めた際、勢いのついた山車の前に女児(2)と母親(34)がいることに引き手の1人が気付き、親子を安全な場所に移動させようとした。その際、動き出していた山車に数人が引かれたり、車輪にはさまれたとみられる。

 田辺寛治実行委員長は「安全に注意するよう各自治会に話していたが、こうした事故を起こしてしまい申し訳ない。責任を感じている」と謝罪。実行委名誉会長の高木勉市長は「夏祭りの中心行事の『八幡上り』でこのような事故が起きて残念。今後、安全対策を徹底するとともに、安全意識を高めるよう対策を講じたい」と話した。

 会場にいた80代男性は「子どものころから見に来ているが、大きな事故は初めて。動き始めたと思ったら、あっという間に止まり、何が起こったのか分からないうちに救急車がやって来た」と驚いた様子で話した。

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