テニス選手はどう球を予測? 上武大の井田准教授の論文が英誌に
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「研究成果をパフォーマンス向上に役立ててほしい」と話す井田准教授

 英国の実験心理学会が発刊する季刊誌に、群馬県の上武大ビジネス情報学部の井田博史准教授(44)の論文が掲載されることが決まった。テニス選手が何を基に打球コースや球質を予測しているのかをコンピューターグラフィックス(CG)を用いて解明した。「大学院時代からの研究が認められてうれしい」と喜んでいる。

 テニス歴10年の選手のサーブをCGで再現。トスを上げてから打った瞬間までの動きを使用し、ラケットの角度や肘を伸ばす速度など異なるデータを入力した複数の映像を作成した。熟練者と初心者15人ずつに見てもらい、ボールが来る方向を左右101段階で予測してもらった。その結果、(1)ラケットの動きが主要な情報(2)熟練者は体の動きにも注目―の2点が分かった。体の動きだけで予測すると初心者は正解から遠く、熟練者はラケットを持っている場合とあまり変わらなかったという。

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