前橋の名建築 探訪を 工科大生がマップ
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前橋建築マップ(A1サイズ)を手掛けた臼井講師(左)と宗形さん

 マップ片手に街歩きを楽しんで―。前橋工科大の臼井敬太郎専任講師と学生8人が、前橋市内の建築物や大型アート作品計30カ所を掲載した「前橋建築マップ」を完成させた。学生による手描きのデザインが特徴で、A1サイズの拡大版が9日にJR前橋駅北口周辺で開かれる「けやき並木フェス2018」で展示される。

 臼井研究室は県内の建築を調査し、ガイドブック形式で見せる取り組みを進めている。今年5月、前橋市中心街にアート作品「マエバシモニュメント」が完成したのを機に、臼井講師が「デザイン性の高いマップを作りたい」と企画した。

 臨江閣(1884年)や前橋カトリック教会(1932年)、8月にオープンしたばかりのパスタ店「グラッサ」、和菓子店「なか又」などを掲載。想像をかき立てる狙いで、あえてモノトーンで統一した。デザインに携わった同大4年の宗形雅彦さん(22)は「れんが造りの建築が多く、現代にまでその流れが続いているのを興味深く感じた」という。

 臼井講師は「設計者や歴史的背景に思いをはせるきっかけにしてほしい。ほかにもたくさん名建築があるので、いずれは冊子を作りたい」と話した。

 マップは、家や街の豊かさを考える活動に取り組む「場所・T house」プロジェクト実行委員会が作製し、アーツ前橋や市芸術文化れんが蔵などで配布している。

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