群大附小6年の中原さん アフリカ最高峰・キリマンジャロ登頂
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最高地点ウフルピークに登頂時の中原さん(提供写真)
登頂の証明書を手に「次はモンブランを目指したい」と話す中原さん
 

 群馬大附属小6年の中原まいさん(12)=前橋市上細井町=が、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロ(5895メートル)の登頂に成功した。2歳で山に登り始め、国内外の山々に挑戦してきた。今回もさまざまなハプニングを乗り越えての登頂だったが、「もっと登りがいのある山へ行ってみたい」と早くも次の目標に目を向けている。

◎高山病兆しで諦めた母の思い背に山頂へ

 まいさんは2歳の時、赤城山の長七郎山を自らの足で登ったのを皮切りに、幼稚園年長で富士山に登頂し、その後も日本アルプスなど国内外の山々を歩いてきた。陸上競技や水泳に打ち込みながら、本やテレビで行きたい山を調べて挑戦している。

 タンザニアにあるキリマンジャロの最高地点「ウフルピーク」に登頂したのは現地時間の8月18日午前9時35分。母の由起子さん(48)と12日に日本を出発し、14日に登り始めた。選んだマラングルートは比較的危険な場所が少ないとされるものの、標高差4000メートル、歩行距離90キロに及ぶハードな行程だ。標高も富士山より2000メートル以上高く、高山病のリスクもある。

 途中の砂漠地帯では体が飛ばされそうになるほどの強風に体力を消耗し、標高が上がると鼻水が凍る寒さも経験した。さらに由起子さんが最高地点目前に高山病の兆しがあるとしてガイドから登頂を諦めるよう勧められ、最後はまいさんとガイド、荷物を運ぶポーターの3人で頂を目指した。

 不安な気持ちにも「絶対に登ってやろう」という意気込みで登頂を果たしたが、「山頂は平らで広くて拍子抜けした」と笑う。由起子さんは「娘だけでも登れて本当に良かった。戻ってきた時には自然に涙があふれ出た」と振り返る。

 「次はモンブランに登ってみたい」と目標を持つまいさん。標高4810メートル、ヨーロッパアルプスの最高峰に夢をはせている。

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