もてなし精神 外国人へ 留学生らが伊香保で成果を報告
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 外国人留学生の群馬県定着を促進する「グローカル・ハタラクラスぐんま」プロジェクトのインターンシップ成果報告会が7日、渋川市の渋川伊香保温泉観光協会で行われた。県内5大学の学生が、温泉でのインバウンド(訪日外国人客)を増やす取り組みについて知恵を絞り、「日本人には当たり前でも、外国人には当たり前でないことを意識して伝える」「観光客にSNSで発信してもらう」などと提言した。

 留学生と日本人学生計18人が参加。学生を受け入れた観光協会と、バス会社の関越交通(同市)の要望に沿って、「観光施設の評価」「着地型商品づくり」「バスでの観光モデルコースづくり」の3班で10日間活動した。実際に伊香保に宿泊したり、関係者の話を聞いたりしてアイデアをまとめ、路線バスを使った2泊3日のモデルコースも提案した。

 上武大の喬琳琳きょうりんりんさんは「おもてなしの精神を外国人観光客に伝えられるよう、これからも頑張りたい」と意気込み、群馬大の久保田祐加さんは「密度が濃く、貴重な体験をさせてもらった」と感謝した。

 協会の大森隆博会長や同社の佐藤俊也社長、高木勉市長らも耳を傾け、「提案を磨き、新しいものを生み出したい」と前向きに受け止めた。

 プロジェクトは結城恵群馬大教授が中心となり、同大などの教育機関、自治体、民間企業でつくるコンソーシアム(共同事業体)が文部科学省の委託事業として企画した。

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